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「東大に受かったが明治は不合格」「青学に受かったが女子大はダメだった」…"予想外すぎる受験結果"増えているのはなぜ?

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成績低下に困る先生と生徒
(写真:buritora / PIXTA)
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私立大学の同時併願でも、このように難易度が高い大学に合格したのに、併願校に不合格だったケースも増えている。

特にMARCH合格で女子大は不合格という話はしばしば聞く。青山学院の文学部英米文学科は河合塾偏差値62.5、日本女子大の英文は52.5。偏差値が10違う。

今、津田塾、日本女子大、東京女子大は日東駒専と同じか、やや下がるぐらいの難易度だ。一般選抜の割合が狭まっていることもあり、難易度が上がっている。

また、日本女子大が入試日程を増やして志願者数を伸ばした結果、倍率が上昇し、「青山学院合格・日本女子大不合格」という事例も出ている。塾関係者の間では「日本女子・東京女子・津田塾や共立・昭和女子大あたりは滑り止めにならない」という認識が広がりつつある。

名門女子大の中には定員割れする大学も出てきており、「女子大の危機」と報じられているが、女子大でも差があり、人気が安定している女子大は「危機的な状況」ではないし、難易度は高まりを示しているのだ。

なぜなら、女子大は指定校推薦で学力が高く真面目な学生が入学してくるので、推薦枠が拡がっていき、一般選抜の枠は狭まる。ある高校の進路指導はこう話す。

「最難関大志望の生徒に、併願で津田塾の受験を勧めると、『津田塾なら進学させてもいい』と保護者が納得してくれる。保護者世代にとって女子大への信頼感は高いと思います」

このように、女子大は学力上位層も受験してくる。ある東大生に併願先を聞くと、「早稲田、理科大、津田塾」と答えた。女子は浪人をしたがらないから、東大に合格するほどの学力があっても女子大を併願で受けてくる。

過去問対策をしないと「A判定の大学」に落ちるのが当たり前に

前述したとおり、難易度の高い大学に合格しても、中堅大学で不合格になるという現象が起きるもう1つの理由は、過去問対策の準備不足だ。

東大受験を目指して勉強をしていたら、「明治は模試でA判定が出ているから平気だろう」と安心して、明治大学の過去問を解くなどの準備をしていなかったがゆえに不合格になることがあろう。

「代々木ゼミナールでは併願する大学も最低2年分は過去問を解くように指導しています」(木戸氏)

かつてなら、過去問を解くなどの準備をしなくても合格できた大学が今は準備が必要となっている。そのため、単に学力を上げるだけではなく、併願校を含めての過去問対策が重要になってきているのだ。

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