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大谷翔平の第2子ニュースに「年子バッシング」が起きたワケ、サッカーW杯選手や羽生結弦にも通じる"神格化"の危うさ

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大谷夫妻
2024-25シーズンのNBAで、大谷夫妻は仲睦まじくレイカーズ戦を観戦していた(写真:USA TODAY Sports/ロイター/アフロ)
  • 城戸 譲 ネットメディア研究家・コラムニスト・炎上ウォッチャー
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そもそも、SNSやスマートフォンの普及によって、誰もが共通して話せる“国民的話題”は、ほとんど姿を消してしまった。いまや年末のNHK紅白歌合戦を見て、「メンバーの顔と名前が一致しない」どころか、「グループ名すら一度も目にしたことがない」なんてケースも珍しくない。そんな時代背景において、大谷選手は異質だと言えるだろう。

また、数少ない例外といえば、今まさに開催中のサッカーW杯もそうだろう。決勝トーナメント1回戦でブラジルに惜しくも敗れた日本代表の戦いには、普段サッカーを追わない層までが一喜一憂した。裏を返せば、世代や趣味を超えて共有できる話題は、4年に一度のW杯と、大谷選手のような存在くらいしか残っていない。だからこそ、大谷選手をめぐるニュースは過剰なまでに増幅されていくのだ。

「あくまで人間だった」と露呈した瞬間の落差──羽生結弦の場合

一方で、今回の出来事は、大谷選手ほど異次元に見える存在でも「あくまで人間だ」と感じさせるものだった。そこには、親近感を覚えた人もいれば、ある種の生々しさを感じた人もいるだろう。こうした人間味が透けることは、必ずしもスターにとって利点とは限らない。

ある種の「雲の上」感が増せば増すほど、結婚や出産など、人間らしさが目立つことによるショックは大きい。今回の盛り上がりを受けてまず思い浮かんだのが、同じアスリートであるフィギュアスケート・羽生結弦さんの結婚と離婚だった。

羽生さんは2023年8月に結婚を発表するも、わずか3カ月で離婚を報告。メディアによる取材攻勢をはじめ、誹謗中傷やストーカー行為があったことを理由に、離婚を報告する文書で「私が未熟であるがゆえに、現状のままお相手と私自身を守り続けることは極めて難しく、耐え難いものでした」と吐露していた。

羽生結弦さんは、2023年8月に結婚を発表するも、わずか3カ月で離婚した(写真:松尾/アフロスポーツ)
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