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ライフ #広がる新しい暮らし方 "廃居"という磁力

不動産会社も敬遠した広大な"廃墟"が「子どものアートの森」に変身——理想の買い手を見つけた空き家マッチングの力

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廃墟
2017年ごろは雑木林や竹林に覆われて“廃墟”となっていた(写真:家いちば提供)
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20年、30年前には想像もできなかった、今どきならではの使い方が不動産会社が扱いたがらなかった物件を蘇らせたのである。

現在の母屋と蔵(右)(写真:筆者撮影)
【改修前の母屋】(写真:芸術による教育の会提供)
【改修後の母屋】和室4室をぶち抜いて大きな広間として使っている。そんな使い方があるんだと驚いたというAさん(写真:筆者撮影)

「空き家のポテンシャルはこんなものではない」

蘇った物件はこれだけではない。この10年で「家いちば」は5000件、金額にして500億円分の空き家を世に出した。初期にはゼロ円どころか、空き家を貰ってくれたらお金を出すという事例すらあったことを考えるとその額の大きさはお分かりいただけるだろう。

だが「空き家のポテンシャルはこんなものではない」と「家いちば」の藤木さん。

「私たちのサイトにアクセス、空き家を買いたいという人たちのニーズを積み上げていくと2000億円規模。売りたいニーズの約4倍、買いたいニーズがあり、まだまだ空き家は足りていません。売る気になり、情報を発信すれば買う人はいます。

この10年で空き家の活用方法は多様化、使う人も増えましたが、一方で売る気も貸す気もない、面倒などといった空き家所有者がまだまだ多いのかもしれません。また、まず、不動産会社に相談という人は今も少なくないはずです」(藤木さん)

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