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過去最悪レベルの日中関係《中国で「日本人です」と言うのが少し怖かった、そして実際に言ってみた》緊張走った瞬間も

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中国・大連の「港東五街」はSNS映えする景色として知られ、にぎわっていた(写真:筆者提供)
  • 浦上 早苗 経済ジャーナリスト、法政大学MBA兼任教員(コミュニケーションマネジメント)
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酔っぱらったおじさんに絡まれる國友さん(写真:筆者撮影)

その後の演説を聞いていると、おじさんたちはウイグル族でも新疆出身でもなく……新疆文化が好きなただの酔っ払いだった。彼らは隣のテーブルに座っていた若者3人組にも、「新疆の酒を飲め」と絡んでいた。反日と思ったのは杞憂だった。

おじさんたちはウイグルの歌を歌い、踊り、若者に説教をしている。しおらしく聞いている若者を見て、國友さんが「楽しく食事しているところに絡まれて、よくあんな礼儀正しい態度でいられますね」と驚いている。

大連の大学生、尊敬する日本人は「魔裟斗」

しばらくすると、若者グループの一人が隙を突いて脱出し、私たちのところにやってきた。「今日はイスラム教の新年らしくて、彼らは祝っているんだ」と説明した後に、「あなたたち、日本人でしょ?」と続けた。

席が離れているのに、よくわかったものだ。

この青年(張さん、と呼んでおこう)は近くの大学生で、同級生と夕食に来たという。

「何で私たちが日本人ってわかったの?」

「私は歴史が好きで、日本にも詳しいです。特に石田三成と真田幸村が好きです」

中国語で石田三成と真田幸村と言われたので、理解するまでに時間がかかった。ウイグル料理店で初対面の中国人から出てくる名前か?歴史が好きというか、戦国武将ゲームで学んだのか?

しばらくすると、張さんの友達の馬さん(仮名)もやってきて、おもむろに國友さんに腕相撲を挑んできた。がたいのいいウイグル族の店員と一通り戦って、國友さんに目をつけたようだ。カオスだ。

店で居合わせた中国の大学生に腕相撲を挑まれる國友さん。キックボクシングをしていたらしく、よい勝負だった(写真:筆者撮影)
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