ウイグル料理店で一瞬、身構えた
大連に到着した翌日、『ルポ西成 七十八日間ドヤ街生活』などの著書で知られるルポライターの國友公司さんから「今日から中国を旅行します。まず大連に入ります」と連絡をもらった。私が大連にいるとは知らず、全くの偶然だった。ならばと待ち合わせてウイグル料理店に入った。
30〜40人収容できる広さの店内に、客は4組。壁際のテーブル席では中高年グループが大宴会を開いていた。私と國友さんがしゃべっていると、テーブル席のおじさんに「しゃべるな!黙れ」と大声で制された。
「もしかして反日か?」と一瞬身構えた。
「この店は新疆ウイグルの店だ。今日は新疆の新年休みの最後の1日だ。新疆文化と私を尊重して話を聞きなさい!」

