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60代から髪が急に老ける人が見落とす"頭皮ケア"、「毎日シャンプーが60代の髪を傷める?」意外な落とし穴

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春日郁代さん
「60代から注目すべきは髪・頭皮!」と語る春日郁代さん(写真:徳間書店)
  • 春日 郁代 ヒューマンリソースコミュニケーションズ 代表取締役、CIDESCO認定インターナショナルエステティシャン
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私は美容の展示会を通じて世界中の女性の頭皮を数多く見てきました。そして、その多くに共通しているのは、頭皮の毛穴が詰まっているということ。美容の展示会に訪れるのは主に美容に精通した人たちですが、そんな女性でさえ、頭皮が詰まった状態ですので、一般の方もほとんど頭皮が詰まった状態といわざるを得ません。

2025年、ドバイで開催された中東最大級の美容イベント「ビューティーワールド」にて。マイクロスコープで頭皮を見るのが初めての人も多く、ほぼ毛穴が詰まっている結果に(写真:『この老い、はじめてだから 60代、うまく生きる32のこと』より)

しかし、どの悩みも原因は頭皮の詰まりと大きく関与しています。頭皮をしっかりと根気強くケアすることでトラブルや悩みの軽減へと近づけることができます。では、しっかりケアとは何でしょう。

それはシャンプーなんです。ここでみなさんに問いたいです。

「どんなシャンプーを使っていますか?」

シャンプーの選び方&正しいシャンプーのやり方とは?

シャンプーの成分の50~70%を占めるのは水です。その次に界面活性剤が20~30%になります。なので、シャンプーを選ぶ際にチェックしていただきたいのは、全成分表示の2番目以降です。

汚れを落とす洗浄成分(界面活性剤)。洗浄成分には、主として「せっけん系」「アミノ酸系」「サルフェート系」の3種類があります。ではその一つひとつを見ていきましょう。

「せっけん系」

皮脂汚れに強く、毛穴の汚れまでしっかり落とせます。生分解性があるので環境に優しい。半面、皮脂がよく取れるため、頭皮が乾燥しやすくなります。

●洗浄成分の例:せっけん素地、カリせっけん素地、脂肪酸ナトリウム、脂肪酸カリウムなど。

「アミノ酸系」

優しい洗い上がりですが、原価が高く、高価なアイテムになりがち。洗浄力が弱めと思われていますが、種類がさまざまあり、強いものも一部にはあります。

●洗浄成分の例:ココイルグリシン~、ココイルグルタミン酸~、ラウロイルグルタミン酸~などで始まる成分。

「サルフェート系」

泡立ちがよく、さっぱりと洗い上がる使用感が特徴です。ただし、洗浄力が強いため、洗いすぎないように注意する必要があります。リーズナブルで使いやすいのが特徴です。

●洗浄成分の例:ラウリル硫酸ナトリウム、ラウレス硫酸ナトリウム、ラウレス塩酸アンモニウム、ラウリル硫酸アンモニウムなど。

私自身は60代には「アミノ酸系」がいいと思っています。どんなシャンプーでも、洗髪の回数は注意が必要です。髪質などにもよりますが、60歳以上になると頭皮からの皮脂分泌も減るので、乾燥に傾く傾向にあります。2日に1回ぐらいのペースがいいでしょう。

毎日、髪を洗うと髪に必要な皮脂や栄養まで洗い流されてしまい、頭皮や髪に負担がかかったり、髪がパサパサになったり、頭皮がかゆくなったりと、頭皮や髪にトラブルが発生する可能性があります。

また、サルフェート系をお使いの場合は、もしかして3日に1回でもいいかもしれません。逆にオイルやスタイリング剤を毎日使う方は、付けっぱなしだと、頭皮にもよくないですし、清潔感がなくなってしまうので、毎日洗うべきかもしれません。

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