6月15日(月)
「住みよさランキング2026」全国編トップ200
6月16日(火)
「住みよさランキング2026」関東編トップ100
6月17日(水)
「住みよさランキング2026」近畿編トップ50
6月18日(木)
「住みよさランキング2026」北海道・東北編トップ50
6月22日(月)
「住みよさランキング2026」中部編トップ100
6月23日(火)
「住みよさランキング2026」中国・四国編トップ50【この記事】
住みよさを表す各指標について偏差値を算出して、その平均値を総合評価として順位付けしている「住みよさランキング」。「全国編トップ200」に続いて、エリア別編の中国・四国版をお届けする。
エリア別編は、全国を6エリアに分け、それぞれの域内で「住みやすさ」の偏差値を算出し直したランキングだ。これにより、全国版順位では見えづらかった、「その地域における自治体の『立ち位置』」がより明確になるのが大きな特徴である。
住みよさランキングの算出に用いた「安心度」「利便度」「快適度」「富裕度」の各カテゴリーや、算出基準となっている各指標の詳細はこの記事で説明している。
調査対象は92市
中国・四国エリアは、自治体数(母数)が92市と他のエリアに比べて最も少なく、非常にコンパクトなエリア構成となっている。
昨年に続き下松市(山口)がエリア1位に輝いた。人口約5.6万人の瀬戸内海に面する臨海工業都市だ。例えば、日立製作所が鉄道車両の設計・製造を担う笠戸事業所を同市に構えるなど、ものづくりが盛んな街として知られる。経済産業省「経済構造実態調査(製造業事業所調査)」によると、製造品出荷額等は約3700億円に達する。そのため、税収も豊かで、財政力指数が比較的高く、「富裕度」の偏差値も高い。
「安心度」を除くすべてのカテゴリーで上位にランクインしており、エリア内で唯一、総合偏差値が56を超え、2位との差も約1.2ポイントと非常に高い評価となった。
2位には昨年3位から順位を上げた大竹市(広島県)がランクインした。同市は広島県の西端、山口県との県境にある。大竹駅から広島駅までは約45分、最寄りの岩国錦帯橋空港までは車で約20分と、県内外のアクセスもスムーズだ。
3位は昨年18位から大きくランクアップした柳井市(山口県)だった。山口県南東部の瀬戸内海沿いに位置し、同市によると平均気温は約15℃と穏やかな気候も魅力のひとつだ。
大竹市、柳井市は、いずれも人口3万人に満たない、瀬戸内海に面する、可住地面積が小さめのコンパクトなまちという共通点も持つ。
総合順位と各カテゴリーの相関を分析したところ、「利便度」と「快適度」において中程度以上の相関が確認できた。一方で、「安心度」に関しては総合順位との連動性がほぼ見られなかった。
「安心度」を重視する場合は、総合順位の数字だけにとらわれず、各カテゴリーの個別の強みにも注目してほしい。


