東洋経済オンラインとは
ビジネス #自動車最前線

ホンダ「4代目インサイト」に見える中国ユーザーの趣味嗜好。歴代インサイトとの共通性は感じられるか?

7分で読める
4代目として登場した新型「インサイト」は限定3000台が日本で販売される(筆者撮影)
4代目として登場した新型「インサイト」は限定3000台が日本で販売される(筆者撮影)
  • 森口 将之 モビリティジャーナリスト
2/4 PAGES
3/4 PAGES
4/4 PAGES

加速や減速について、気になる癖はない。パドルで3段階の調節ができる回生ブレーキは、いちばん強くしてもそれほどではなく、BYDを思わせた。これが中国のユーザーの好みなのかもしれない。

後席もふっかりしたかけ心地のシートで空間は十分であった(筆者撮影)

日本仕様に採用された周波数応答ダンパーのおかげもあって、乗り心地は落ち着きがあり、しっとりしている。ハンドリングは重心の低さを感じるものの、ノーズの軽さはあまり感じられず、エンジン車に近いフィーリングだった。

インサイトを通して見える中国のカーライフ

面白い装備としては、アロマディフューザーがある。インパネ右端に3本のカートリッジを収める場所があり、センターディスプレイで好みの匂いを選べる。

センターディスプレイでアロマシステムから香りを選ぶ(筆者撮影)

中国は、アメリカや日本で好まれるいわゆる「新車の匂い」は、化学物質が原因ではないかと嫌われているなど、車内の匂いに敏感になっているという。中国産ならではの装備ということができそうだ。

ホンダは日本のブランドではあるが、シビックやアコードからは、アメリカンな雰囲気も感じられる。それと同じようにインサイトを通して、中国のカーライフが見えるような気がした。

東洋経済オンライン「自動車最前線」は、自動車にまつわるホットなニュースをタイムリーに配信! 記事一覧はこちら

それを歓迎しない向きもあろうし、同国の動向を知らない人も多いだろうが、ハードウェアでは日米欧で作られたクルマに近いレベルになっているからこそ、こうした特徴が新型インサイトの個性として映るのではないかと思った。

【写真を見る】ホンダ「4代目インサイト」に見える中国ユーザーの趣味嗜好。歴代インサイトとの共通性は感じられるか?(14枚)

こちらの記事もおすすめ

あなたにおすすめ

ビジネス

人気記事 HOT

※過去1ヶ月以内に配信した記事の閲覧数