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「お金持ち=幸せのゴールじゃない!」10歳で新聞配達を始めたパックンが語る「子どもに本当に教えたいお金の力」

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(左:主婦の友社プレスリリースより、右:Gugu / PIXTA)

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子ども向けお金と投資の本『パックンの森のお金塾 こども投資クイズ』を出版した“パックン”ことパトリック・ハーラン。10歳から新聞配達をしてお金と自由の本質を学んだパックンが、これまでの人生で培ってきたお金への考え方、また現在進行形でわが子たちに実践している「マネー教育」について語ります。

2025年に、前作『こども投資』を出版してから、タクシーの運転手さんから「新NISAってどうなの?」と聞かれたり、パパ友・ママ友から「うちの子にも投資を始めさせたいんだけど」と相談されたり、日本全体のマネー教育への関心の高まりを肌で感じています。

でも僕が子どもたちに本当に身に付けてほしいと思っているのは、単なる投資の知識ではありません。「自分で稼ぎ、自立して生きていく力」です。

そもそも僕は、お金持ち=幸せのゴールとは思っていません。お金にしがみつくのは間違っています。しかし、自分のやりたいことに挑戦したり、将来への不安を減らしたりするには、お金はとても大切な道具です。だからこそ子どもには、お金に振り回されるのではなく、お金を味方につける力を鍛えてほしいと思っているのです。

資産形成でお金以外に手に入れたモノとは

この考え方の原点は、僕自身の子ども時代にあります。

今でこそ、「ハーバード大卒のエリート」なんて紹介されて、まるでお金持ちの家庭に生まれ育ったような僕ですが、実際は離婚と貧困を経験した母子家庭出身。アメリカでの子ども時代は、決して裕福ではありませんでした。10歳の頃から、自分で新聞配達のアルバイトをしてお金を稼いでいましたから。

当時の僕にとって、お金とは常に「生きるために必要なもの」でした。お金が足りなければ欲しいものも買えないし、やりたいことも制限される。どこかお金にとらわれた人生を送っていたとも言えます。

“パックン”ことパトリック・ハーランさん(写真:主婦の友社)

大学には奨学金と学費ローン、アルバイト収入で通っていたものの、卒業時には200万~300万円の借金を抱えていました。大学卒業後、来日し、福井県で英会話講師として働いて、どうにか借金を返しました。そこからセオリー通りに、オーソドックスな投資を続けて資産が増えていくなかで、お金以外に得たものがあります。

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