僕が以前書いた『熟性 ―五〇歳からの生き方探し―』でも紹介しましたが、科学者である大島清さんの著書『人生を生ききる性脳学』に《男と女がこの世に生きているかぎりふれあうことを求め、それを楽しむ関係に年齢制限はない。男と女に定年はないのである》と書かれています。
まったくそのとおりだと思いますし、若々しく元気に長生きするには、死ぬまで「ワクワク」「ドキドキ」する恋心を秘めることが、必要だと思っています。
恋心を持つことで身だしなみにも気をつけるようになりますし、人との会話は前頭葉への刺激になり、どんどん若返ることにつながります。
そしてこれはプラトニックでも効果はあるので、浮気までする必要はありません。
ぜひ心にドキドキ感を持ってセカンドライフを楽しんでください。
若さの秘訣は「挑戦と、忙しく動く」こと
ありがたいことにお会いする方から、見た目があまり変わらないと言われることがあります。
僕は現在、漫画を2本のほか、イラストを3誌で描いており、レギュラーのラジオ番組も持っています。ほかにも講演や大学で客員教授をすることもあります。そして空いているときは家でのんびりするのではなく、食事会やゴルフやライブに出かけています。
そう言うと皆さんは驚きながら、「休まないと疲れませんか?」と聞いてきますが、逆にぼんやりと暮らしていると早く老ける気がします。
芸能人や著名人が若々しく見えるのは、常に見られているという意識もあると思いますが、充実した時間を忙しく過ごしている人が多いからではないでしょうか。さまざまな人と出会い、仕事の達成感もある。そんな日々を過ごしているからだと思います。
この「充実した時間を過ごす」ということは芸能人だけでなく、どんな方でも生きがいを見つけられればできることだと思います。
知らないことを積極的に学んだり、新しいことにチャレンジしたりするなど、常に新しい自分にグレードアップさせ、社会の情勢や日々のニュースに関心を持っている人は、話題が豊富でどんな人にも会話を合わせることができますから、周囲を惹きつけます。

