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ライフ #再開発されない街

「駅が開設されたのが遅かった」「地下鉄駅しかない」あと2つは? 練馬区と板橋区の境目「小竹向原」が再開発されない理由

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小竹向原駅
小竹向原はなぜ再開発されないのだろうか?(写真:筆者撮影)
  • 坪川 うた ショッピングセンター研究家・ライター
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また住民は学校の移転や校庭面積の減少にも強く反対しており、これを回避するために小学校部分はトンネル構造とされ、1987(昭和62)年に完成した。

向原小学校の下をトンネルが通っている(写真:筆者撮影)
小竹小学校の下もトンネルが通る(写真:筆者撮影)

放射第36号線は、都として初めて住民参加方式でつくられた道路といわれている。

住民の手でつくられた再開発されない街

まとめると小竹向原は、鉄道開通が遅くかつ地下駅であること、駅前に小学校が立地していること、その環境を住民らが守ったことから再開発されないのだ。

小竹向原駅周辺の遊歩道を歩くと、住民の手で低層で閑静な街並みが作り上げられたことを実感する。15年におよぶ住民運動の末につくられた道路は、完成から40年が経とうとする今でも、緑豊かな街を作り続けている。

参考文献
板橋区教育委員会『板橋区教育百年のあゆみ』1974
練馬区教育史編纂委員会『練馬区教育史 第1巻(通史)』1975.3
道路公害問題研究会『道路公害と住民運動 住民による交通政策づくり』1977.3
やまびこ社『練馬・光が丘・大泉(わがまち発見3)』1987.4
日本道路協会『道路 road engineering & management review(555)』1987.5
練馬区土木部公園緑地課『みどりと水の練馬』1989.3
練馬区商業近代化委員会『商業近代化地域計画報告書』1991.3
板橋区史編さん調査会『図説板橋区史』1992.10
板橋区地名調査団、板橋区教育委員会社会教育課『いたばしの地名(文化財シリーズ第81集)』1995.3
練馬区『ねりま50年の移り変わり 練馬区独立50周年記念』1997.8

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