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旅行に関する"すべて"が入っているiPhoneが、海外で突如、使えなくなってしまったら?

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空港ラウンジのテーブルに置かれたスマホ
海外旅行中にスマホが文鎮化したらどうなるか。可能性はゼロではないので、準備はしておきたい(写真:筆者撮影)
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もちろん、一眼カメラで撮った写真や、妻や息子が撮った写真は残っているが、一家の写真担当である筆者の写真と動画が消えてしまったダメージは大きい。また、そこから2~3日に撮った旅行写真も消えてしまった。旅行中は重い一眼カメラは置いてiPhoneしか使っていなかったので、台南の孔子廟や、牛肉麺、マンゴーかき氷の写真は永遠に消えてしまったのだ。

日本の自宅やオフィスのような通信環境はない

もうひとつ盲点だったのが、旅行中の通信の貧弱さだ。

ホテルのWi-Fiは1~2Gbpsで、復元はまったく進まない。

結果、その日はiPhoneなしで旅行することになった。

もちろん、息子や妻のスマホはあるので、旅行継続はできたが、自分のスマホがないというのはなんとも心もとないものだ。

「地図を見て」「○○について調べて」と息子に頼まなければならないし、美しい風景を見ても写真に撮れない。それをSNSで家族に共有することもできない。また、仕事のメールやメッセージが来ているかもしれないが、それをチェックすることもできない。どうにも不安だ。

iPhoneがなければ、UberもWaymoも呼べない。クルマ社会のアメリカなどでは、場合によっては移動することができなくなってしまう(写真:筆者撮影)

「こうなったらデジタルデトックスしてれば?」「心のフィルムに焼き付けなよ」と息子に言われるが、食事をしても、印象的なものを見ても写真に撮れないとはなんとももったいない感じがする。普段、メンタル的にいかにスマホに依存しているかを思い知らされる一日だった。

さらに、次の夜のホテルの回線も貧弱だった。息子のiPhoneのテザリングを使おうとしたが、「復元はデータ量が多いので、テザリングでは行えません」というメッセージが出た。

ローミングはパケット量の制限があるし、台湾から戻ったらすぐアメリカ出張があるので温存したい。

そこでやむなく現地のeSIMを2日間だけ契約し、その通信を介して復元することにした。700円ほどで契約することができた。セルラー通信も速くはないが、一晩待てば復元はできた。しかし、純正以外のアプリは落ちてこない。

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