妻子がまだ起きていない早朝に、脂汗を流しながら試した。まず再起動はできない。強制再起動(上下ボタンを押して電源長押し)も使えない。
幸いなのは、仕事をしながら旅行していたから、MacBook Proを持っていたことだ。
MacBook ProにUSB-Cケーブルで繋いで、強制再起動するとなんとか立ち上がった。アップデート(OSのアップデート)や、復元(初期化してクラウドのバックアップから書き込む)が可能だという選択肢が表示された。
Wi-Fiが貧弱な環境では、バックアップが取れてない
まずは内容を失わずに行えるアップデートを試みた。
しかし、アップデートでは回復できなかった、仕方なく復元を試みた。筆者は常時iCloudバックアップを動作させているし、写真もクラウドにバックアップされているはずだ。
しかし、この判断が誤りだった。いや、結局のところそうするしかなかったのかもしれないが、ダメージは大きかった。
日本にいるとほぼ常時バックアップされているから忘れていたのだが、筆者は写真.appの通信をWi-Fiのみに制限している。常時動作させると写真を撮るたびにバックアップが動作し、パケットを消費する。特に筆者は取材の際に一眼カメラで大量の写真を撮るので、それをMacに読み込むたびiPhoneにも同期される。実は以前、海外取材中にそれであっという間にパケ死したことがあるのだ。
しかし、日本を出て以来、iPhoneをWi-Fiに繋げていなかったから、バックアップが取られていなかったのだ。
実は、筆者は台湾の大学に進学していた息子の卒業式のために、台湾に行っていたのだが、卒業式の時に撮った写真や動画が全部消えてしまったのだ。
