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旅行に関する"すべて"が入っているiPhoneが、海外で突如、使えなくなってしまったら?

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空港ラウンジのテーブルに置かれたスマホ
海外旅行中にスマホが文鎮化したらどうなるか。可能性はゼロではないので、準備はしておきたい(写真:筆者撮影)
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通信も大きく変わった。ローミングやeSIMによって、現地に着いた瞬間から通信できることが増えた。必要なら、その場でeSIMを契約することもできる。仕事のメール、家族とのメッセージ、SNS投稿まで、あらゆることがスマホに集約されている。

また、生成AIはその利便性をさらに加速してくれている。「○○で、1日過ごすんだけど、僕が興味を持ちそうな場所をめぐるプランを組んで」と、プランナー代わりに使うこともできるし、「ドイツ語の券売機の操作方法が分からないんだけど教えて」と頼むこともできる。つまりは生成AIのおかげで海外で困ることがほとんどなくなった。

スマホが普及したここ15年ほどで急速に起きた変化だ。今や海外旅行は、日常生活以上にスマホの存在を前提に設計されている。

宿も分からない、Uberも呼べない。帰りの飛行機にも乗れない!?

しかし、利便性が向上すればするほど、そこがアキレス腱になる。そんな体験をした。

台湾を家族旅行中、朝起きたら筆者のiPhoneが文鎮化していたのだ。

どのボタンを押しても何も反応しない。こういう時、どうすればいいのだろうか?

紙の航空券は持っていない。ホテルの住所も覚えていない。現地の通信契約もiPhone上にある。クレジットカードの認証も、各種サービスのログインも、SMS認証もiPhoneに依存している。お金も払えないし、Uberも呼べない。つまりiPhoneは、単なる通信端末ではない。海外旅行中の身分証明補助、財布、地図、翻訳機、チケットホルダー、業務端末、家族との連絡など命綱と言ってもいい存在になっている。

台湾の入国審査もスマホの存在が前提になっていた。スマホを持ってない人などいない……という想定のようだ(写真:筆者撮影)

だからこそ、文鎮化した瞬間に旅行の自由度が大きく失われる。

その時、台南にいたのだが、台南にはアップルストアはない。筆者ひとりなら、すぐさま台北のアップルストアに駆け込むが、妻子が一緒で旅行のプランもある。久しぶりの家族旅行なので、なんとか中断せずに旅行も遂行したい。

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