平日の万博記念公園は、修学旅行や校外学習の中高生や、遠足などの小学生でにぎわっていたが、やはりミャクミャクは人気者だった。彼らにとって大阪・関西万博の象徴であり、あのにぎわいの思い出になっているのかもしれない。
ちなみにミャクミャクモニュメントは、大阪府が3ヵ月サイクルで各地を巡回させている(大阪府ホームページで詳細を掲載)。ミャクミャク「ワクワク」は、9〜11月は大阪府南河内郡の府民の森ちはや園地に設置される予定。
すっかり人気が定着しているミャクミャクは、これからも大阪の各地を盛り上げていく。
いまの「何もない夢洲」は貴重な期間か
現在は荒涼としている夢洲の大阪・関西万博跡地だが、大屋根リングの一部が保存される記念公園のほか、未来体験型ミュージアムの常設設置など、このエリアを教育、観光資源として活用する国際観光拠点化を、大阪市は掲げる。
現在は、その中心部の開発事業者の公募が、この6月から始まることが伝えられているところだ。
大阪IRの30年の開業によって、このエリアは新しい街となってリスタートする。すぐ近い未来に、また夢洲が多くの人であふれる日が来る。そしてそれは、その先の未来へ続いていく。
そう考えると、寂寥感漂ういまの何もない夢洲は、この地の歴史のなかの貴重な空白期間になるかもしれない。大阪・関西万博を訪れた人なら、現在のこの地にきっと感じることがあるだろう。
とくに楽しいわけではない。何があるでもない。でも、未来につながる25年の世間の狂騒の夢の跡を訪れておけば、いつか話のネタになるだろう。
