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補助金活用で149万200円の衝撃…ホンダ新型EV「スーパーワン」が軽乗用EV「N-ONE e:」より50万円以上安く買える不思議

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2026年5月21日に開催されたホンダ「スーパーワン」発表会の模様(写真:三木宏章)
  • 三木 宏章 東洋経済オンライン編集者・記者
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BOOSTモード時のメーター表示。仮想のエンジン回転数を示すタコメーターをセンターに、左右にバッテリー温度と充電状況を配置した3連メーターがスポーティーな印象(写真:本田技研工業)

限りなく市販車に近い状態のスーパーワン プロトタイプに試乗したこともあるが、このBOOSTモードが秀逸。パワーアップはもちろん、減速時に“ブンッ”と回転数が一時的に上がる「ブリッピング(シフトダウン時にエンジン回転数を高めてスムーズにギアチェンジする技術)」を表現したり、パドルシフト時には回転上限に達したときに“ババババッ”と音を発する「レブリミッター(ガソリン車においてエンジン最高回転数を超えないようにエンジンを保護する機能)」を模擬的に再現したりと、スポーツカー好きに刺さりそうなギミックが満載。

また、パドルシフトを使用すれば、MT車のシフトチェンジのような変速フィールも楽しめる。これは、ハイブリッドモデルの「プレリュード」に搭載されているHonda S+ ShiftのEV版のようなもので、実際にギアがあるわけではないが、仮想で7段変速のトランスミッションを搭載しているような操作感が得られる。

キビキビした走りと、N-ONE譲りの快適装備

スーパーワンのインテリア(写真:三木 宏章)

それらに加えて、前述のワイドトレッド化を含んだ専用シャシーと、バッテリーをフロアに搭載することによる低重心化によって、想像以上にキビキビとした走りが体感できた。さらにエンジンサウンドや排気音を車内スピーカーから鳴らし、BOOSTモード時にイルミネーションとメーターのカラーを変更したり、擬似的な3連メーターを表示したりと、聴覚や視覚からも没入感を高める演出が満載。EVであることを忘れてしまいそうになるほど。軽自動車枠を超えることで、N-ONE e:の潜在能力を解放したようなクルマだった。

それだけではなく、BOSEと共同開発した「BOSEプレミアムサウンドシステム」をホンダの小型モデルとしてはじめて標準搭載し、9インチのGoogle搭載ホンダコネクトディスプレイも標準装備とするなど、装備も充実。そのほかにも「衝突軽減ブレーキ」や「先行車発進お知らせ機能」「歩行者事故低減ステアリング」「渋滞追従機能付アダプティブクルーズコントロール」など14種類の機能を有する、安全運転支援システム「Honda SENSING」も備えている。

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【150万円を切る価格で手に入るロジック】

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