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ORANGE RANGEなど出演でも"参加無料"…「日比谷音楽祭」が成り立つ訳 亀田誠治が語り尽くす「K-POP時代の日本」「AIの恩恵」

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亀田誠治
音楽プロデューサーの亀田誠治(61歳)に直撃した(写真:(C)日比谷音楽祭)
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だからこそ、日比谷音楽祭から問いかけたい。

「僕はそこに対して、真正面から社会の仕組みとして問いかけていきたい。それを、日比谷音楽祭からやっていきたいと思っています」

「いい音楽を作る」から、社会に返す仕事へ

日比谷音楽祭を続ける中で、亀田自身の仕事観も変わってきた。

かつては「いい音楽を作れればいい」と思っていた。

ヒット曲にも恵まれ、多くのアーティストと仕事をし、音楽の現場で経験を重ねてきた。

だが、50代、60代になり、問いは少し変わってきたという。

「どう社会に返していくのか。孫もできて、これから自分は社会に何を手渡していくのか。その大きな出口のひとつが、普段の音楽制作活動であり、日比谷音楽祭はその象徴になっています」

(写真:(C)日比谷音楽祭)

もちろん、思い描いた通りに進むことばかりではない。

「理想の自分には、まだまだ程遠いです。思い描いたことができない、うまくいかないということもたくさんあります。でも僕は、それをあえて『伸びしろ』と捉えるようにしています」

コロナ禍、物価高、世界情勢の揺らぎ。

計画通りに進まないことは、何度もあった。

それでも亀田は、チームで考え、企業と話し、その都度、次の形を探してきた。

「これは、AIに聞いても答えは出してくれないんですよ。人と人とのつながりやリレーションの中で、どう改善していくか。そこを、日比谷音楽祭を通じて学んでいる感じがあります」

「妻にはいつも、『あなた、毎日、 日比谷大学に通っているみたいね』と言われるんです。本当に、僕自身が学び続けている場所なんです」

「いい音楽を作る」だけではなく、その音楽をどう社会に返していくのか。

亀田誠治は今も、その問いを抱えながら、日比谷音楽祭という“学校” で学び続けている。

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