東洋経済オンラインとは
ライフ #1万円で楽しむ 大人のソロ活ノート

若作りより危険!50代が「無難な服」で自ら老け込む罠《プロの骨格スタイリングで気づいた服選びの新基準》

7分で読める
パーソナルスタイリングの様子
骨格タイプにフィットした装いで印象は変わるのだろうか?(撮影:梅谷秀司)
  • 蜂谷 智子 ライター・編集者 編集プロダクションAsuamu主宰
2/4 PAGES
3/4 PAGES
4/4 PAGES

パーソナルスタイリング体験全体にかかった時間は約60分。その間に骨格診断、清水さんによる解説、実際のスタイリング提案と試着を経験した。

9800円*という価格は安くはないが、私にとっては納得感があった。特に安心だと思うのは、「洋服の購入もサブスクリプション加入も必須ではない」と明言されているところだ。診断自体は安価でも、その後で服を買うことやサービス加入が必須だったりすると、体験を純粋に楽しめないような気がする。

*取材時の価格。他メニューあり。最新の料金体系詳細はサービス提供企業にお問い合わせください

また高額な服ばかりのコーディネートでも「そりゃ、素敵になるでしょうよ」と感じてしまうし、その価格帯の服を買い続けられなければ素敵になれないのであれば、持続可能性がない。

このサービスは診断と提案の金額設定が明瞭で、その後の購入やサブスク加入は完全に自由。服に興味があれば1着5000円または5500円で購入できるし、後日「airCloset」のレンタルサービスで試してみることもできる。でも、何もしないという選択肢も存在するのだ。その気楽さが、私にとっては有難かった。

そして何より束の間でも、今の自分の姿に、プロのポジティブな視線でスポットライトを当ててもらえる体験は、お金を払って得る価値がある。年齢を経ると、誰かに視線を注がれることなんてめったにないから(笑)、どうしてもセルフイメージが主観的なものになってしまうものだ。

「無難=安全」ではないかもしれない

清水さんが言った「年齢よりも先に『自分をどう見せたいか』を基準に服を選ぶ」という言葉。

年相応で無難であることは、一見安全に見える。しかし実際のところ、それは個性を「見えなくする」ことと同じだ。中高年だからこそ、長年培った経験を、個性として表現するべきなのに。

個性を無難さのなかに埋没させず、装いのなかに活かすにはーー時代に合わせアップデートし、骨格にフィットさせ、そして何より「自分がどう見えたいか」を問い直すこと。その問い直しの中で、個性は磨かれ、中年以降を生き抜く力になるのではないだろうか。

【今回のソロ活(参考費用)】airCloset Salon(エアクロサロン)骨格診断・コーディネート提案:9800円
※価格や店舗は体験時のものです。実施店舗や価格に変更がありますので各自でご確認ください
【この記事の前編】見た目が「イタい」のは年のせいじゃない?中高年が"骨格診断"で「本当に似合う服」に出会える理由

こちらの記事もおすすめ

あなたにおすすめ

ライフ

人気記事 HOT

※過去1週間以内の記事が対象