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若作りより危険!50代が「無難な服」で自ら老け込む罠《プロの骨格スタイリングで気づいた服選びの新基準》

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パーソナルスタイリングの様子
骨格タイプにフィットした装いで印象は変わるのだろうか?(撮影:梅谷秀司)
  • 蜂谷 智子 ライター・編集者 編集プロダクションAsuamu主宰
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【After/オフスタイル】

(撮影:梅谷秀司)

オフショルダーも襟ぐりが広すぎないものなら上品に。オフショルダーのギャザーが骨格ストレートならではの上半身の厚みをソフトに見せる。ネックレスやパンツのセンターラインで縦のラインを強調。パンツ生地の艶感も骨格ストレートに似合うポイントだそう。

「迷う」ことは自分を知るプロセスだった

スタイリングされた服を着た瞬間、私は「なるほど」と思った。服装が打ち出したいイメージがはっきりと見える。「余裕があって、仕事ができそうな女性」だ。この意志的な服選びは、たしかに、プロのスタイリストの仕事だと思った。

ただし同時に、私は少し後悔もしていた。

パーソナルスタイリングの際、清水さんはもっと多くのパターンの服を提案してくれていたのだ。そこにはピンクのシャツやビスチェなど、より冒険要素があるアイテムもあった。だが私はそのなかから、ほとんど瞬間的に先述の服を選んでしまった。

「時間も限られているし、現場をまわすプロとしての、決断力を見せなければ」という自分に対する"圧"が、試行錯誤の機会を奪ってしまったのかもしれない。もしもあれらの洋服全てを着てみれば、服の数だけ自分の新しい可能性が掘り起こされるかもしれないのにーー。

人間は年齢を重ねるごとにトライ&エラーを嫌がる。億劫さもあるのかもしれないが、「大人なのだから、迷わずに選ぶべき」という暗黙のプレッシャーが、選択肢を狭めてしまっているのではないか。

骨格診断を受けたことで気づいたのは、自分の「骨格タイプ」というひとつの根拠を持つことで、迷いや冒険が無駄なプロセスではなく「根拠ある試行錯誤」に変わるということだ。根拠があれば、迷うことも試すことも、「自分を知るための必要なプロセス」になる。

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【診断・スタイリング体験の価値を考える】

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