川崎市、特に川崎区周辺といえば、以前は競馬場や競輪場とその周辺、また川崎駅周辺の商店街などの状況から、治安の良くないイメージがついて回っていました。
市では、そんなイメージを払拭しようと「映像のまち」や「音楽のまち」などのイメージアップ戦略を推し進めてきました。その結果、川崎区だけでなく、中原区、北部の新百合ヶ丘を中心とする麻生区、さらに宮前区などの東急田園都市線沿線の住宅街で、文化的なイメージを発信することに成功しました。
特に中原区の武蔵小杉を筆頭に、飛躍的な鉄道網の充実も相まって、今や「住みたい街」の常連に名を連ねるようになっています。
治安面でも大きな変化が見られます。近年では、川崎市全体の人口1000人当たりの刑法犯認知件数は3.7件(21年現在)となっており、他の政令指定都市と比較しても少ないと言えるでしょう(なお、1位が大阪市で11.2件、2位は名古屋市で7.0件、3位は福岡市で6.3件となっています)。
“聖地”でもあり、絶景スポットの「川崎市役所本庁舎」
本作でロケ地となった川崎市役所本庁舎は、市制100周年の節目である24年にリニューアルオープンしました。25階建ての高層棟と、旧本庁舎の一部を創建当時の姿で復元した復元棟で構成されています。
高層棟25階にある展望ロビー・スカイデッキは一般開放されており、本作にも登場する「川崎ハローブリッジ」や川崎駅はもちろん、川崎競馬場、競輪場、そして夜には川崎市が全国に誇る「工場夜景」を楽しむことができます。
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