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ライフ #国際結婚、そのあとで

腎臓は3%しか機能せず…死の淵から生還した《82歳女性》が回顧する"動乱の56年" 国際結婚、夫との別れを経た彼女の現在

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山内政子さん
スペイン人の夫を亡くして6年……。山内政子さん(82歳)の現在に迫る(写真:Ruben Garesさん撮影)
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今までは朝ピラテスに通い、好きなものを食べていた。同じくひとり暮らしをしている友人たちと海沿いを散歩したり、昼食を一緒に取ったりすることもあった。

政子さんが、よく夫と散歩した海岸沿い(写真:筆者撮影)

現在は、以前の暮らしを取り戻すために、自分でできることをひとつずつ増やしている。

先日は、さくらんぼで梅干しを作ったのだという。スペインでは梅が手に入らないから、さくらんぼで代用する。スペイン生まれの孫たちの大好物なのだそうだ。しかし、本人が自由に食べられる日は、まだ遠い。

それでも政子さんは、この不自由な時間を、どこか人生の整理の時間として受け取っているようだった。

「やっと、整理する気になれた」

「マコ」の愛称でスペインでは親しまれている(写真:筆者撮影)

病を経て、政子さんの関心は、自分の人生をどう締めくくるかに向かっている。

「自分が生きてきた人生を、きれいにお掃除して、『ありがとうございました』って言って、お返ししたい」

人生は所有するものではなく、借りもの。政子さんは、そう考えているのだという。

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【「お借りしているのよ」】

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