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ライフ #国際結婚、そのあとで

腎臓は3%しか機能せず…死の淵から生還した《82歳女性》が回顧する"動乱の56年" 国際結婚、夫との別れを経た彼女の現在

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山内政子さん
スペイン人の夫を亡くして6年……。山内政子さん(82歳)の現在に迫る(写真:Ruben Garesさん撮影)
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「彼がいつも見ててくれる。だから、寂しくないの」

寂しさはない、と政子さんは言い切る。ただ、いま静かに「堪えていること」があるのだという。

政子さんが着ている上着は、亡き夫が愛用してたもの(写真:筆者撮影)

「ひとり暮らしの寂しさ」より、彼女が堪えていること

「病気をしてから食事制限しなきゃいけないし、それを娘にコントロールされることのほうが、嫌なの」

かつて日産自動車で通訳をしていたとき、正社員にならないかと請われても断った。「正社員になったら、自由に日本に帰れなくなるでしょう」と政子さん。

組織に属さず、人の上にも下にも立たない。誰かに自分の手綱を渡すことを、ずっと避けてきた。その彼女が、生まれて初めて、自分では選べない不自由のなかにいる。

不自由の中でこそ気づくこともある(写真:Ruben Garesさん撮影)

「制限のある生活になって初めて、食べたいもののことばかり考えている自分に気づくの。恥ずかしいくらいにね」

元気なころには気づかなかった食い意地が、制限されたとたんに顔を出した。政子さんはそれを、笑い話のように話す。

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【人生の整理の時間】

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