続いて武蔵野市に隣接する小金井市は、古くから桜の名所として知られる「都立小金井公園」があり、自然環境が充実した街です。園内にある「江戸東京たてもの園」には、近隣にあるスタジオジブリの作品『千と千尋の神隠し』の舞台になったのではないかと言われる銭湯の建造物などが保存されています。
そして、中央線沿線で現在、最も急成長を遂げている街といえば、何と言っても立川でしょう。市内の大規模不動産会社である「立飛ホールディングス」を中心とした都市開発が見事に実を結び、映像作品の撮影も数多く行われるようになりました。
スピッツの楽曲が映画化された『楓』(25年)も立川がロケ地に選ばれています。
JR中央線沿線の「穴場駅」
一方で、不動産の「穴場」と言われているのが、立川から1つ先の日野市です。
リクルートの「SUUMO」が発表している「JR中央線(東京都)の土地価格相場情報」によると、立川駅まではおおむね坪単価が100万円を超えていたのが、同市を境に100万円を切る平均価格へと変わります。
日野市内の日野駅や豊田駅は90万円前後、八王子市に入り八王子駅で再び100万円を超えますが、西八王子駅(66.7万円)から快速電車の終点である高尾駅(50.3万円)にかけては、価格が下がる傾向にあります。
魅力があふれる中央線沿線の街々。本作に登場する舞台を実際に訪ね歩きながら、街角の不動産屋さんの窓に貼られた物件情報をのんびり眺めてみるのも、ぜひおすすめしたい街歩きスタイルです。
