あくまで私見だが、こうした味付けは、ひょっとすると、当モデルがタイ生産であることも関係しているのかもしれない。現地には、スポーティな乗り味を好むユーザー層が多いなどの理由で、比較的硬い足まわりとなっている可能性はある。
真相はともあれ、国内ではホンダSUVの最上級モデルとなるだけに、もう少し乗員全体の快適性を考慮したセッティングにしたほうが好まれるようにも感じる。
試乗ポイント5:高速道路の走行
次は、RSブラックエディションに乗り換えて、東名高速道路などで、主にホンダセンシング360の機能をいくつか試してみた。ホンダSUVとして国内初搭載された安全運転支援システムだ。通常のホンダセンシングを採用するRSグレードがレーダー3基とカメラ1台を搭載するのに対し、レーダー5基とカメラ1台を装備。また、カメラの指向角も90度から100度に拡大するなどで、車両の周囲360度を検知し、目視での確認が難しい死角もカバーする機能を追加する。
今回の試乗で試したのは、まず「車線変更支援機能」だ。これは、片側2車線以上ある高速道路または自動車専用道路で車線変更を行う場合、センサー類が周辺状況を検知。移動したい車線の後方などから近づいてくる車両がないなど安全な場合に、ステアリング操作を支援するというものだ。
使い方は、以下のとおりとなる。
2,LKAS作動中
↓
3,進路変更したい方向にウインカーレバーを軽く押す
↓
4,進路変更が終了するまでシステムがステアリング操作を支援
上記のうち、ACCとは、アダプティブ・クルーズコントロールの略で、適切な車間を保ちながら設定車速内で前走車を自動で追従する機能。車線変更支援機能は、約70km/h以上で走行しているときに作動する。また、LKASは、車線維持支援システムのことで、車線内を走行できるようにステアリング操作を支援する機能だ。
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【車線変更支援機能を実際に試した感想】
