5月4日にTBSで放送された特番「今夜復活!!8時だョ!全員集合」の内容に関して批判の声が高まっている。
この番組は、1969年から1985年まで放送されたザ・ドリフターズが出演する伝説的バラエティ番組「8時だョ!全員集合」を振り返るというもの。全803回の番組アーカイブの中から厳選された20本の伝説的なコントが放送された。
最高視聴率50.5%を記録しており、いまだに根強いファンが多くいるこの番組の過去映像を流すというのだから、基本的には視聴者から歓迎されそうなものだ。
「コントをそのまま見せてほしい」
だが、実際には、番組を見た人からSNSなどで不満の声が続出する事態となった。なぜなら、番組内で流される過去のコント映像に、スタジオ出演者のワイプや説明テロップがしつこいほどに重ねられていたからだ。それが過剰だったため、「ワイプが邪魔だ」「コントをそのまま見せてほしい」といった批判が噴出した。
番組内容を改めてチェックしてみると、不満を感じる人がいるのも無理はない、と思った。百歩譲って、コント映像の隅に小さい枠でスタジオ出演者の顔が映されているだけなら、今のバラエティ番組では一般的な演出の範囲内であり、どうしても許せないとまでは言えないかもしれない。
だが、実際にはそれだけではなく、スタジオの出演者や観覧客のリアクションが画面全体に表示され、コント映像の間にたびたび挟まれていた。この番組では擬似的な観客席を作って、そこにタレントだけでなく一般の観覧客を入れて、コント映像を流して、彼らのリアクションを撮影していた。それをコント映像の合間に何度も入れていたのだ。
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【昔のコント映像と現在の観客席のリアクションに違和感】
