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平成の「メガブーム」とは違う? 1本336kcal《ギルティ炭酸 NOPE》が不健康&高カロリーでも爆売れする"実は悲しい背景"

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ギルティ炭酸 NOPE
健康志向とは真逆の商品が異例のヒットです(画像:サントリー公式サイトより)
  • 西山 守 マーケティングコンサルタント、桜美林大学ビジネスマネジメント学群准教授

INDEX

サントリーの新商品「ギルティ炭酸 NOPE」の販売が好調だ。3月24日の発売から1週間で出荷本数2000万本を突破しており、現在でもコンビニやスーパーマーケット、ドラッグストアなどで、飲料では珍しい黒ベースにピンクという独特の色とデザインのパッケージをよく見かける。

本商品は、甘くて濃い味に加えて、600mlのペットボトル1本あたり336kcalと高カロリーで、健康・美容全盛の現代に逆行している。ゆえに、商品名には「背徳」「罪」を意味する「ギルティ」というネガティブな言葉が使用されている。

飲料商品には珍しい、毒々しいパッケージの「ギルティ炭酸 NOPE」(写真:筆者撮影)
【写真を見る】「ちょっと悪いことしてる感じが新鮮」大学生に刺さった「ギルティ炭酸 NOPE」のCM(8枚)

“欲望の肯定”こそが「ギルティ商品」のウリ

最近、本商品以外にも「ギルティ」と名の付いた商品を見かけるようになった。「ギルティ炭酸 NOPE」に先立つこと1年前、2025年3月にプリマハムから通常商品よりもカロリー、脂質、容量が増量された「ギルティ」シリーズが発売されている。

一大ブームとまでは言えないかもしれないが、「ギルティ商品」は一定の支持を集めていることは間違いなさそうだ。

「ギルティ炭酸 NOPE」を購入したスーパーには、“ギルティ”なメロンパンも! バターたっぷりの濃厚クリームが入っており、想像通りの甘々なお味(写真:筆者撮影)

このトレンドの理由として、ルールに縛られた現代人のストレスからの解放、健康や美容ブームに対する反動――といった解釈がされることが多い。それは間違いではないのだが、「ギルティ」が受容される背景には、現代ならではの特殊事情もありそうだ。

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【思い出す、平成の「メガブーム」】

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