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「不登校」減った豊島区、「リスタート支援」「実態把握」・・・学びの多様化学校の先駆け「高尾山学園」のノウハウで対策を加速

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柚子の木教室
不登校児童生徒数が減った豊島区。どのような手を打ったのか?(写真:豊島区)
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2つの拠点校を設けるブロック制で連携。不登校対応巡回教員が担当校を巡回(画像:「登校支援に関する基本的な考え方(豊島区不登校対策総合計画)」より)

26年度の2学期までには、全区立小学校にもSSRを設置する予定だ。不登校対策支援員は配置せず、校内の人員で対応するが、常に大人がいる体制で運営していくという。

「不登校児童数は減少傾向にあり、不登校ゼロの小学校もあるのですが、不登校の低年齢化が見られ、小学校校長会からのニーズも強かったので設置することになりました。以前に適応指導教室の改修をお願いしたIKEAの協力を得て、リラックスできる空間を作る予定です。すでにSSWが小学校も巡回していますが、SSRの設置により、小・中間の情報共有や接続もよりスムーズになると考えています」(木田氏)

「高尾山学園元校長」がスーパーバイザーに

ただし、「SSRは対症療法だ」と木田氏は明言する。必要なのは学校を“子どもが行きたい場所、居心地のよい場所”にすることであり、そのために欠かせないのが「教員の意識改革」だという。そこで、不登校対策スーパーバイザーとして高尾山学園元校長の黒沢正明氏を招聘した。

「『久しぶり、よくきたね!』などよかれと思って発した教員の何気ない一言が子どもたちを苦しめることがあります。黒沢先生にご協力をお願いしたのは、そうした教員の不登校に対する対応の幅を広げていきたかったからです。黒沢先生には校長、副校長、生活指導主任などの研修を担当いただくほか、全小・中学校(計30校)を回って不登校対策支援員に、子どもへの接し方や環境づくりについて直接助言していただいています。多様性を認めるマインドや高尾山学園で培ったノウハウを現場に伝えていただけることを期待しています」(木田氏)

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【「豊島区不登校対策総合計画」にも高尾山学園の知見】

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