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人気のJR只見線「知られざる運休増加の現実」 国内外から観光客が訪れるが持続性には課題

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国内外から多くの観光客が押し寄せる只見線だが、冬場は運休することも多い(写真:くまちゃん/PIXTA)
  • 櫛田 泉 経済ジャーナリスト
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星さんが只見線の活性化に携わるようになったきっかけは、2001年から2006年まで続いた小泉純一郎内閣による「聖域なき構造改革」の影響で奥会津の基幹産業だった建設業が崩壊し、経済が破壊されたことが理由だった。このことは、2026年2月10日付記事(只見線追う郷土写真家、初めて訴える「真実の声」)で詳しく触れた。

こうした状況の中で只見線の写真を専門に撮り続けてきた星さんであるが、近年心配していることがあるという。

「今日も大白川―只見間が運休していますが、およそ90億円の費用をかけて復旧させた只見―会津川口間もよく止まることから、地域の観光に影響が出ています。特に宿泊業への影響が大きいです。鉄道が運休になると沿線の宿ではキャンセルが出るのですが、こうしたケースではキャンセル料を取ることができないので、非常に困っています」

星さんはさらに続ける。「只見線を目的に国内外から多数の観光客にお越しいただいてますが、せっかくいらしたのに運行していない状況に落胆して『二度と来ない』と思われないかが心配です」

3セク鉄道は多少の雪では止まらないのに…

運休で不便を強いられるのは観光客だけではない。

「只見と会津川口には高校もあり、この区間を通学で使っている生徒さんもいるので鉄道が運休している間は、保護者が子供の送り迎えで負担を強いられています。昔は今よりも雪がひどかったですが、保線区員が除雪をやっていたことからめったに止まることはありませんでした。多少の雪では止まらない第三セクターの会津鉄道とは対照的です」。

星さんのJR東日本に対する見方は厳しい。「列車運休の理由を安全のためとされると、誰も文句が言えなくなってしまうのが本当に厄介です。『地方創生を目指して地域の活性化のために頑張ります』と口先では言いますが、実態と乖離しているのではないでしょうか」。

【写真を見る】人気のJR只見線「知られざる運休増加の現実」 国内外から観光客が訪れるが持続性には課題(5枚)

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