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神戸市地下鉄「廃止も検討」された海岸線の未来 JRの「都会の秘境駅」和田岬方面と結ぶ市民の足

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神戸市営地下鉄海岸線 三宮・花時計前駅
神戸市営地下鉄海岸線の始発・終着、三宮・花時計前駅の地上出入り口。駅名の「花時計」は市役所本庁舎南の東遊園地に移転して駅前にはない(編集部撮影)
  • 山本 学 神戸経済ニュース編集長
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一方で、ノエビアスタジアム神戸で開催するスポーツの試合やコンサートなどのイベント・行事に合わせて、臨機応変に臨時便を運転するという柔軟な面もある。

4両編成と短く、西神・山手線に比べて1編成あたりの輸送力が小さい。このため乗客が集中するイベントの終了直後などは、帰宅の利便性に加えて、スタジアムの最寄りである御崎公園駅のホームから乗客が線路に転落しないようにする安全上の理由からも積極的に臨時便を出すのが通例になっている。

「ノエビアスタジアム神戸」がある御崎公園の地下には海岸線の車両基地が広がっている(編集部撮影)

市長が明かした「廃止も検討」

久元市長が「廃止を検討したことがある」と明かしたのは、24年3月の「高校生と市長の対話フォーラム」でのことだった。

廃止を検討する中では、すでに敷設した線路を活用して貨物専用線にすることや、地下通路を商店街にするなどを具体的に検討したという。ただ「公共的な役割を果たしており廃止にできない」との結論を得た。

【写真を見る】神戸市地下鉄「廃止も検討」された海岸線の未来 JRの「都会の秘境駅」和田岬方面と結ぶ市民の足(70枚)

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【「インナーシティ対策」として建設】

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