産業界全体が企業再生に注目していたまさにその時期に、最前線で多くの修羅場を経験できた。「総合格闘技」である企業再生に携わったことで、ビジネスパーソンとしてのバランス感覚も磨かれた。
過去の成功も、その時々の瞬間風速的な成果も小さなものとみなして、成功してはまた一から修業する――そのループを繰り返してきたからこそ、足腰がさらに鍛えられたのだと思う。
「選択肢を増やすか?」を判断軸にせよ
そうやって積み上げてきたものは、結局のところ、自分のキャリア上の「選択肢の多様化」に集約される。選択肢が多いというのは、自由と同義だ。選択肢の限られた人生よりも、選択肢の多い人生のほうが、間違いなく充実している。
すべてのビジネスパーソンが自分らしく、活き活きと活躍するために――。
「いまの決断や行動は、自分の将来の選択肢を増やすのか?」
この視点で、日々のキャリアの決断と行動を行ってほしい。
