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活動終了 "レンタルお姉さん"生みの親が懸念する、引きこもりが増える一方の日本に漂う「ふわふわした空気」の危うさ

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ふたがみ のうき/1994年に「ニュースタート事務局」設立。2026年3月末で活動終了
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――これまで二神さんは、多くの親子を見てきました。引きこもり相談に来る親に特徴はありますか?

みんな普通の親だね。こんな親だからこうなったとか、特に思うことはなかった。たまたま何かあって子供が引きこもってしまっただけ。「自分のやり方が悪かったのかな?」みたいに話をする人もいたけど関係ない。

子供を信頼しているなら外に出してリリースすればいいと思うけど、違う方向になってきたから私にはどうにもできない。これから引きこもりは増える一方です。

――子供を家から出して自立させようとする親が減っているということですか。

これまでは私から親に「子供は親から離れて他人と接することが必要だから、ぜひ寮に入れましょう」と勧めると、納得するケースが多かった。子供も引きこもっている状態は不幸で、自分を責めている。

最近は、引きこもりの長期化が問題になっている。20年以上も引きこもりっぱなしだと就職は難しく、老後の生活の心配が出てきている。子供の自立を諦める親も増えているが、最後は生活保護しかなくなる。146万人が生活保護だと年間2兆円程度が必要だ。これは大変なことだし、人手不足を補ううえでも146万人は大きい。

レンタルお姉さんは普通がいい

――引きこもりの対応は非常に困難です。長くニュースタートの活動を続けるうえで、スタッフの育成は大変でしたか?

スタッフはしっかり育ってくれていたと認識している。経験を積みながら成長してくれた。レンタルお姉さん、お兄さん(を務めるの)は普通の女の子や男の子がいい。(対象者に)自然体で接することが大事だ。

引きこもっている子は、自分だけの生活の中で思い込みが強くなっている。本音では自立したくても、うっかり親の前で口にすると、「じゃあ、こうしろ」と言われるから黙っている。だから、他人であるレンタルお姉さんを家に送り込み、話を聞きながら、「それは違うんじゃないかな」みたいなことを少しずつ言って、彼らの頭を柔らかくしていく。

訪問活動はニュースタート以外の団体もしていたが、「この子を助けてやろう」と思いながら接するとうまくいかない。子供の「普通になりたい」という気持ちに、自然体で接する大人が必要だ。レンタルお姉さんと話すうちに、数カ月すると彼らは家を出て寮で共同生活ができていた。

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【厚労省のガイドブックには疑問】

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