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ライフ #中年独身男性見習い日記~世界一幸福な"前向きぼっち"の歩き方~

「社会に出てから1人も恋人がいない」35歳独身男性が"ぼっち山登り"に挑戦した結果→手作りおにぎりで知る「幸福の本質」

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35歳独身男性の筆者が、世界一幸福な「前向きぼっち」を極めるために「登山」に挑戦(写真:筆者撮影)
  • 佐藤 大輝 肉体派ライター・ウーバー配達員ライター
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もし私と結婚したい女性がいれば、お気軽にメッセージを送ってほしい。おそらく1通も来ないと思う――ので、今の内からベテラン中年男性たちの豊かな日常を「見習い」として模倣し、世界一幸福な「前向きぼっち」を極めることにした。

癒やしと緊張の交互浴。ハイキングコースは完全に“サウナ”だった

ネットで調べたところ、同年代~少し年上の独身男性はキャンプにハマっているようだ。しかし私はマイカーを保有していない。自宅にあるのはウーバーで使っているママチャリだけ。何万円もするキャンプ道具をゼロから揃えることにも気が引けた。

そこで「登山」に挑戦することにした。登山ならお金はほとんどかからない。極限の空腹と目の前に広がる絶景、この状態で食べるおにぎりやカップラーメンは、いったいどんな味がするのか。ネットで見つけたベテラン中年男性の声の中には「山に登った後の塩むすびは、ミシュランよりうまい」とまで書いてあるものもあったが、果たして本当なのか……。

私は塩むすびとカップラーメン、家庭用ガスコンロを持って、阪神タイガースの応援歌「六甲おろし」で有名な六甲山を目指した。

塩むすび。値段は100円しないくらい(写真:筆者撮影)
いざ出発(写真:筆者撮影)

阪急線・芦屋川駅から20分ほど歩くと、本格的なハイキングコースが始まった。川の流れる音、木の葉が揺れる音、鳥たちの鳴き声が最高に心地いい。が、耳元を虫が通過する音は最低に心地よくない。青色の空と緑色の木々を見ると癒やされる。が、イノシシ出没注意の看板を見ると緊張する。

癒やしと緊張の交互浴――まるで、感情のサウナだ。ハイキングを散歩の延長線上と思っていた私の予想は、早々に裏切られた。

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【肉体的には楽ではない。だけど精神的には楽しい】

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