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「親不孝者と言われても」…親の希望「家で家族だけで介護して」はどこまで尊重すべきか? 男女でずれる介護観の現実

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介護される男性
入浴や食事、排泄など家族が自宅で介護する負担は大きく、介護者が心身を病むケースも(写真:Ushico / PIXTA)
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介護保険制度が始まる前年の1999年の調査では、男女とも「病院に入院したい」という意見が最も多く、特別養護老人ホームを希望する人は少なかったのですが、25年間で高齢者の療養場所の希望は大きく変わったようです。ただし、男性は女性よりも、変化は、やや鈍重……。

家族であっても断る勇気が必要

今後も、高齢者だけで暮らす世帯、ひとり暮らしは増加を続けるでしょう。老いた家族を老いた家族が世話をするのは、過酷です。子どものいない人も増えており、いたとしても真一さんの妹にように海外で暮らしているなどさまざまな事情があります。

長寿が進む中、親が90歳以上で、子が60~70代で先に健康を害したり、亡くなったりするケースもみられます。

家族だけで介護を行うことは困難であることを、誰もが理解を深める必要があるでしょう。もし、親から「家族だけで」との要請があっても、断る勇気を持つことが、結果として本人のためになると思います。

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