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イラン戦争が招く「プラスチック危機」 東大発ベンチャーがあえてローテクで挑む再生プラの勝算 「ゴミを利用するのか」の声も

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リサイクルPP(ポリプロピレン)バンド
リサイクルPP(ポリプロピレン)バンド(画像:ウッドプラスチックテクノロジー(WPT))
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社長の中山氏(48歳)は、東京大学大学院で社会基盤工学を専攻した後、東京中小企業投資育成でベンチャーキャピタル業務を経て、東京大学エッジキャピタルに出向。そこでウッドプラスチックテクノロジーの投資審査をした縁もあり同社に転職し、14年から社長を務めている。

WPTの中山社長(写真:筆者撮影)

価格上昇で再生品へ切り替える動き

現在、注力しているのが、資材や荷物をしっかり固定するために使うリサイクルプラスチックバンドである。低価格で環境負荷が低いことを売りにしている。

一度も使用や再処理されていない石油由来のバージンプラスチックの使い捨てが主流の中、使用済みプラバンドの回収から再生バンドの製造まで一貫体制を構築。バージンプラ原料製品と比べ、CO2排出量を82%削減できる。

分別から製造までの流れ(画像:WPT)
リサイクル原料のペレット(画像:WPT)

同製品は25年12月、行政も参加する環境配慮型消費を促進する非営利団体、グリーン購入ネットワークから優秀賞を受賞。また同社のグループ会社、グリーンプラは、PET(ポリエステル)バンドのマテリアルリサイクル技術開発で、25年度東京都立産業技術研究センターの公募型共同研究に採択された。

リサイクルPPバンド(画像:WPT)

現在、中山氏の会社が扱うプラバンドのうち5割弱をバージンプラバンドが占める。これを35年までにすべてリサイクルバンドへ切り替える目標を掲げている。

中山氏は、バージンバンドについては5月から3割の値上げに踏み切るため、駆け込み需要で「引き合いが殺到している」と述べ、新規受注を断っているという。

代わりに同社が提案するリサイクルバンドへの切り替えが増えており、35年目標の達成が早まる可能性があると期待を示す。

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【あえて付加価値がないところを狙う】

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