つまり、人間は失敗から学ぶことはサバイバルのための生存戦略であり、リスクマネジメントの方法だったのだ。
多くの人は成功や失敗というラベルに固執する。
大切なのは、失敗にしろ成功にしろ、それはいっときの点でしかないが、成長は線なのだ。つまり、一度失敗したから次も必ず失敗するとか、今回成功したから次回も必ず成功するという連続性はない。
もちろん、毎度毎度同じ間違いを繰り返せば、似たような失敗を繰り返してしまう。しかし、そこから学びを得て活かせば次はうまくいくだろうし、学びを継続して実践できればその効果も持続する。
何もしない=学ぶチャンスを失う
すでに伝えた通り、成功よりも失敗から学ぶことの方がインパクトは大きいうえに、何をしても大抵のことは失敗がつきものだ。
つまり、失敗を怖れて何もしないという選択肢を取った場合、何かを学ぶというチャンスを失うだけでなく、成長するための線を未来にっわたって描けなくなってしまうのだ。
必ず成功するといった魔法のような法則は存在しないし、何かを始めればほぼ間違いなく失敗を経験する。そんな条件の中で我々にできるのは、失敗から学ぶことで、次に同じ失敗をする確率を小さくし、成長を加速させることで成功する可能性を最大化することだ。
絶対に成功する方法も、絶対に失敗しない方法も残念ながら持ち合わせていない。しかし、可能性に働きかけることで体験から得られるものは劇的に変わるのだ。

