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「ランダムグッズが嫌い」と9割が回答、バンダイアンケートが大炎上…それでもランダム商法がなくならない"本当の理由"

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ランダムグッズ
多くの人が「嫌い」なのに、ランダムグッズはなぜなくならないのか?(写真:筆者撮影)
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しかし、筆者も含め、オタクのほとんどはランダムグッズが嫌いだ。嫌い、という言葉は甘すぎるかもしれない。恨みや憎しみを抱える人のほうが多いはずだと言うべきだろう。少なくとも、筆者はランダムグッズが消えてほしいと怒り続けてきた。

オタクがランダムグッズを嫌う理由

では、どうして消費者はランダムグッズを嫌うのか。株式会社Hamaru Strategyの調査によると、主に2つの理由が挙げられるという。

3万5866件もの回答があったランダムグッズに関するアンケート(画像:Hamaru Strategy公式Xより)

1つ目は、「欲しいものが手に入らない可能性がある」ことだ。オタクでない人はイメージしづらいかもしれないが、ランダムグッズというのは際限がない。

筆者は全44種類(44分の1の確率でしか欲しいグッズが手に入らない)の缶バッジで、欲しいものを手に入れられなかったことがある。なかには、全100種類を超えるケースもあり、いくらお金をかけても欲しいグッズが手に入る確率は1%以下になることすらあるのだ。これで嫌いにならないほうがおかしいとわかってもらえるだろう。

全44種類のバッジ(画像右)筆者が欲しいものは出せなかった(写真:筆者撮影)

2つ目は、「通常販売のグッズよりお金が余計にかかる」ことだ。先に述べた通り、全44種類のグッズは欲しいものが手に入らず、3つ買っただけで諦めてしまった。しかし、どうしても欲しいグッズがある場合はBOXというコンプリートセット(稀にBOXを買っても揃わないケースもあるが)を買う場合が多い。そんなランダムグッズにはありとあらゆる種類があり、値段もまちまちだ。

「300円くらいでしょ?」とイメージする人が多いかもしれないが、実際には安くて1個600円前後。高いものだと2000円を超えてくるのが現実だ。それでも、600円払って手に入るならまだいい。実際には、1つだけで欲しいものを出せなかった場合、追加で2個、3個と買い続けることになる。ランダム商法の結果、簡単に数千円が飛んでいくのだ。

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【グッズメーカー側はどう考えている?】

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