投資子会社のフロンティア・キャピタルでは投資実行が当初計画から遅延し、人件費などの固定費が先行。松岡氏が得意としていたコンサルティング部門では幹部が続々と離脱したことが案件の獲得などに影響を及ぼし、24年12月期からは2期連続の営業赤字と無配となった。25年3月に社長兼COO(最高執行責任者)に就任した西田明徳氏は、わずか9カ月後に役職を辞任している。
こうした事態を重く見たのが、社外取締役だ。監査等委員でもある日本銀行出身の大杉和人氏、公正取引委員会出身の鵜瀞惠子氏、丸紅出身の南晃氏の3氏は経営の責任を求めるべく、26年2月の取締役会で、指名・報酬諮問委員会として大西氏を取締役候補者から外す人事案を答申した。
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