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官邸から漏れ出た「内閣改造前倒し」怪情報が示唆する「高市人気」の危うい実情、"権力の空白"狙う自民党内の不気味な動き

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ディープ・パープルと高市首相
「ディープ・パープル」のメンバーと面談した高市首相(左から3人目)(写真:代表撮影/ロイター/アフロ)
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では、ディープ・パープルのメンバーたちと面会する前には何があったのか——。同日の首相動静によると、高市首相は麻生太郎副総裁、鈴木俊一幹事長、萩生田光一幹事長代行と昼食を共にしている。

昨年の総裁選で高市氏が勝利できたのは、ひとえに麻生氏のおかげといえる。実際に1回目の投票では、高市氏は党員・党友票でダントツの119票を獲得したものの、議員票では64票しか獲得できず、小泉進次郎防衛相が得た80票や林芳正総務相が得た72票より少なかった。

議員票の比重が大きい決選投票で、高市氏が小泉氏を4票上回る149票の議員票を獲得できたのは、党内唯一の派閥である志公会(麻生派)を率いた麻生氏が采配した結果にほかならない。

にもかかわらず、総裁選後の高市首相と麻生氏との関係は、微妙なものになっていった。昨年12月5日夜に都内のホテルで食事会が開かれたものの、その後4カ月以上も食事を交えた交流は行われなかった。

年頭の衆院解散についても、麻生氏は事前に知らされなかったうえ、第2次高市政権発足に際しては衆院議長のポストを打診された。「党務から手を引け」というメッセージと受け取った麻生氏は、これを固辞。更迭がささやかれた義弟の鈴木幹事長と共に、党内の役職にとどまった。

“次”を見据えて動き始めた自民党

高市首相が、こうした事情のある麻生氏や鈴木氏らと4月10日に昼食を共にしたのは、自民党大会を2日後に控えて党内の基盤を強化しようとした意図が見えていた。26年度予算が成立して一段落気分が漂う永田町では、自民党内の動きが激しくなり始めているからだ。

「総合安全保障研究会」の会合であいさつする自民党の武田良太元総務相(写真:時事)

今年の衆院選で議員バッジを取り戻した武田良太氏は、旧二階派からメンバーを集めて「総合安全保障研究会」を発足。石井準一参院幹事長も40人超の「自由民主党参議院クラブ」を立ち上げた。 

また、神奈川県連所属のメンバーが多いために小泉氏を支持する「ガネーシャの会」も、4月9日には昼間の定例の会合に加えて一部の有志が夜に集まった。24年と25年の総裁選に出馬した小林鷹之政調会長も、都内のホテルに若手を集めるなど、“次”を見据えたとみられる動きに余念がない。

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【会食後の麻生氏の表情が冴えないワケ】

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