その結果、なんと3カ月で15kgの激太りを経験。急激に太って着るものがなくなり、とりあえずユニクロのLサイズで凌いでいました。少しメンタルも落ち着いてきてやっと外出したとき、人生で初めて外見による差別を経験しました。
通りすがりの子どもからは「ブヨブヨのおばさん」と言われたり、外出先での視線や対応が明らかに以前と変わっていました。「丁寧に扱ってもらえない」「外見でこんなに対応が違うんだ」と悲しい気持ちになったのを、10年近く経った今でもよく覚えています。
家に帰って鏡を見ると、表情には覇気がなく、すっかり老けてたるんだ肥満の中年女性。それが当時の私でした。こんな外見だから雑な扱いを受けるのだと、性格も暗くどんどん卑屈になっていきました。
独身時代の貯金はどんどん減ったが…
「このままでは嫌だ」。そう思っていたときに、雑誌で見かけたパーソナルカラーに興味を持ち診断に行ってみることにしました。そこでせっかく習うならより専門的に学びたいと思い、講師を目指せるコースを受講したことが、私がこの道に入った最初のきっかけとなりました。
そこではパーソナルカラーを学んで、自分に似合う色はわかったものの、その色の服を着てもメイクをしても、鏡に映った自分はちっとも素敵には見えませんでした。
「似合う色で素敵に見えるはずでは?!」と思ったのですが、そこで気づいたのは似合う色は手段の1つであり、それをメイクやファッションに“どう生かすか”、その知識が必要であるということでした。
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【清水の舞台から飛び降りる気持ち】
