ソニー生命保険「22億円不祥事」発覚の舞台裏/同僚からも4億円借金で総額は26億円超に/社内外で強まる隠蔽疑惑
ソニーフィナンシャルグループ(FG)の中核会社、ソニー生命保険が揺れている。
元営業社員による約22億円の「金銭不祥事」が明るみになっただけではなく、事案が社内で発覚してから3年以上にもわたって、外部に伏せられていたことが知れ渡ってしまったからだ。
営業社員単独としては、過去最大とみられる巨額の金銭不祥事を、ソニー生命はなぜ公表しなかったのか。これまでの事実経過をたどると、公表しない理屈を強引に編み出し、都合の悪い情報を徹底的に伏せようとする姿が見えてくる。
26億円事案の発端と「非公表」への筋書き
事の発端は2023年2月、複数の顧客から「配当金が支払われない」「お金を貸しているが、連絡が取れないときがある」と問い合わせがあったことだった。
当時、横浜ライフプランナーセンター第1支社に所属していた60代の営業社員にヒアリングなどの調査を進めると、顧客などに対して「日経225先物で運用する」「毎月3%の配当金を出す」などと言って、多額の金銭を借用していることが発覚した。
これまでの調査で、15年から22年までの期間において金銭を借用した顧客などの人数は少なくとも103人、借用した金銭は累計で約21億9700万円、そのうち11億9300万円が未返済であることが判明している。






















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