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任天堂が挑んだ「ユーザー生成コンテンツ」の可能性と制約、『トモダチコレクション わくわく生活』で見えた設計思想

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『トモダチコレクション わくわく生活』
Miiたちが交流をするゲーム『トモダチコレクション わくわく生活』が登場(画像:任天堂公式サイトより)

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2026年4月16日、Nintendo Switch向けタイトル『トモダチコレクション わくわく生活』が発売された。

本作はニンテンドーDS・3DSで発売されていた人気シリーズの新作で、およそ13年ぶりの作品となる。日本で人気の高いタイトルだ。

内容としては、「Mii」と呼ばれるキャラクターたちを住まわせ、彼らのコミュニケーションを見て楽しむゲームだ。いわゆるライフシム(人生シミュレーター)と呼ばれるジャンルに近い。

新作だけあって新たな要素をいろいろと用意しているのだが、そのなかでも特に注目すべきものが「UGC」である。

ユーザーが作るコンテンツが、コンテンツを盛り上げる

ゲーム内ツールでアイテムや顔などを自由に描ける(画像:任天堂公式サイトより)

UGCは「User Generated Contents」の略称で、プレイヤーがゲーム内で遊ぶコンテンツを作れる仕組みを指す。「ユーザー生成コンテンツ」と表現したほうがわかりやすいかもしれない。

『トモダチコレクション わくわく生活』では、フェイスペイントでMiiの顔をネコにしたり宇宙人を作ったりもできる。本作の開発者は、開発チームの人たち・開発室を再現した島を作ったりしたそうだ。

ユーザーの裁量はわりと大きく、テレビやホワイトボードに描かれているものも変えられるし、食べ物・お宝といったゲーム内アイテムも作ることができる。ユーザーによって遊び方がかなり変化するわけだ。

UGCは非常に重要な要素で、これの有無でゲームの人気が大きく変化することすらありうる。

フェイスペイント機能により、さまざまなキャラクターを再現できる(画像:任天堂公式サイトより)

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【任天堂のUGCにある根本的な問題】

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