『ロブロックス』や『フォートナイト』はUGCを受け入れており、それらがゲーム内ゲームとして大きな盛り上がりを見せている。たとえば『ブレインロットを盗む』はUGCによる大人気コンテンツだし、そもそも『ロブロックス』はUGCによって成り立っているプラットフォームだ。
UGCによりユーザー同士で盛り上がってくれれば、ゲームが持つポテンシャル以上のものが引き出される。もちろんユーザーが作りやすいような場を整える必要はあるものの、うまく回れば無限にコンテンツが増えていくとすらいえるだろう。
ただ、任天堂もこれまでまったくUGCを取り入れなかったわけではない。『どうぶつの森』シリーズでは衣装を自分で作れるなど、部分的にUGCと呼べるものはあった。ただ、今回は意識的で、かつ開発者インタビューにもUGCという単語が出てきている。
しかしながら、任天堂のUGCには根本的な問題がある。
任天堂らしい制限の多いUGCの欠点
『トモダチコレクション わくわく生活』のレビューにおいて否定的に取り上げられるのが共有のしづらさだ。
本作は共有にかなり制限が設けられており、スクリーンショットの共有すらかなりしづらくなっている。また、自分で作った食べ物やお宝はローカル通信でのみ交換可能で、インターネット上でばらまくといったことができない。
これは任天堂が、センシティブなコンテンツをインターネット上でばらまかれたくないといった意図があると思われる。実際、ユーザーが自分で自由にコンテンツを作れるとなるとアウトなものばかりが出やすい。
Nintendo Switch 2タイトル『カービィのエアライダー』では、自分でマシンを作れる「オレマシン」という要素がある。発売直後、この機能でマイクロビキニを着たコックカワサキというキャラクターが作成され、すぐに削除されたのも話題になった。
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【制限があればあるほど集客が難しくなる】
