そのうえで、顧客の要望に合わせた軌道への投入や打ち上げ時期の設定など、きめ細かな対応で受注をつかみに行く――。三菱重工やJAXAは、こうした「勝ち筋」を強調してきた。
しかし、競争力を測るうえで真に重要なのは価格そのものではない。どれだけ利益を生み、キャッシュフローを創出できるかという点である。だが、三菱重工やJAXAはこれまで、そうした部分の説明をしてこなかった。ここを検証すると、H3は短期~中期的には受注を獲得できたとしても、長期的には厳しくなる未来が見えてくる。
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