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「アップル製品は高い」は昔話に 10万円以下でも性能で妥協しないMac・iPhone・iPadを貫く"統合設計"の強みとは?

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MacBook Neo、iPhone 17e
高価だと思われがちなアップル製品だが、立て続けに安価な製品が登場した(写真:筆者撮影)
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一時、 MacBook Neoのメモリーが8GBしかないということを批判する声もあったが、その方々は8GBメモリーのApple Silicon搭載Macを使ったことがあるのだろうか? Macの場合、 GPUとCPUでメモリーを共有して使うユニバーサルメモリーという仕組みがあるので、Windowsマシンと違って8GBでもそれなりに動く。もちろん限度はあるのだが。

自社製チップセットはアップルの悲願だった

ことはそれほど単純ではなく、MacBook NeoがiPhone 16 Proとほぼ同じA18 Proチップもそれなりに動くというのは、長年のアップルの苦労、それに基づいた工夫と仕掛けが十全に働いているからこそだというのは知っておいていただきたい。

MacBook Neoのベンチマークテストを行ってみると、だいたいMacBook AirのM1チップ搭載モデルに近い性能だった(写真:筆者撮影)

古い話だが、昔のスティーブ・ジョブスの時代から、Macはモトローラのチップを積んだり、モトローラ、アップル、IBMの3社連合で作るPower PCを積んだり、インテルチップを積んだりと紆余曲折を経てきた。

いずれの時代も、思うようにチップの開発が進まなかったり、製造が滞ったりして、新製品の展開に苦労し続けてきた。

2010年のiPhone 4に搭載されたA4チップは、その時にはほとんど誰も気がついていなかったが、アップル悲願の自社製チップへの突破口だったのだ。

もっとも、自社製といっても、A4チップはSamsungの工場で作っていた。その後、Samsungとは袂を分かって台湾のTSMCで作るようになったが、いずれにせよ設計はアップルとなっている。つまり、製造はTSMCではあるが、自ら開発することで、アップルはようやくiPhone用とはいえチップセット供給の主導権を得ることができるようになったのだ。

iPhone 17eには最新のA19が搭載されている。チップセットは数を作ることでトータルでの調達コストを下げることができる部品だ(写真:筆者撮影)

このiPhoneの設計自体が、従来のCPUクロックを上げて性能を高める方向ではなく、CPUもGPUも多数のコアを搭載し、それを並列稼働させることで性能を向上させる仕組みになっていた。生産性を向上するにも、バリエーション展開するにも、非常によく考えられた仕組みである。

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【実は、Macのチップは、iPhoneのチップを拡大して作られた】

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