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AIへの指示が下手な人は「仕事の構造」が見えていない。周りから高く評価される「たたき台」を生むプロンプト術

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「たたき台」を活用した仕事の考え方を解説します(写真:園 りんご/PIXTA)

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日系大企業、コンサル、外資、スタートアップと、多様な職場でキャリアを築いてきた萩原雅裕氏は「どんな環境でも、優秀な人ほど『叩かれるたたき台を作っている』」という真理を確信しました。新刊『たたき台の教科書』では誰でも再現できる超実践的なたたき台作りの技術を惜しげもなく公開し、その普及に努めています。
今回は、「AIにたたき台を作らせることができる人は何を考えているのか」をテーマに、「たたき台」を活用した仕事の考え方を解説します。

AIに「良い仕事」をさせるために必要なこと

「たたき台も、AIに作ってもらえばいいじゃないか」

ChatGPTをはじめとする生成AIが急速に普及し、こんなふうに感じているビジネスパーソンも多いのではないでしょうか。確かにAIは優秀です。たたき台、議事録の要約、提案書のアウトライン——指示を出せば、それなりのアウトプットを瞬時に返してくれます。

しかし実際に使ってみると、「なんか思っていたのと違う」「もっと〇〇な感じにしたいのに、うまく伝えられない」という感覚を覚えた方も多いはずです。

その原因は、AIではなく、自分にある場合がほとんどです。

AIが賢くなり、どれほど自然な対話ができるようになっても、AIのアウトプットの質は私たち人間の指示の質によって劇的に変わります。

では、良い指示とはどういうものでしょうか。

端的に言えば、「何が目的で、現状はどうで、どんな成果を求めているか」が明確な指示です。

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【良質なたたき台を生み出すプロンプトとは】

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