「唐揚げブーム終了」と言われる今でもなぜ売れる?…出前館で「8回に1回」注文される「人気唐揚げチェーン」の正体

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味噌汁がこぼれないか検証
デリバリー配達員として働く際、いつも味噌汁がこぼれないか心配だったので検証。うん。これなら多少の揺れは大丈夫そうだ(写真:筆者撮影)
元祖キッシーの鶏からあげ弁当
うまそぉ(写真:筆者撮影)

気になる味は……うん、地味に美味しい! 唐揚げはカリッとしており、揚げたての出来立て。めちゃくちゃ美味しくてヤバイ、といった感動はなかったが、「今日は飯作るのダルイな」「家から出るのも面倒だし、きしからでも注文するか」といった心の弱さに付け込む、安定の美味しさがあると私は感じた。

ちなみに配達員目線で正直にお伝えすると、お弁当を完璧な状態でお届けできるかどうかは「運ゲー」要素が強い。お店の近くに配達員がいるか、オーダーの数(需要)と配達員の数(供給)がマッチしているか等に影響される。

このような前提がある上で、店舗価格とそこまで大きく変わらない価格で、このボリュームとこのクオリティ……。きしからが出前館で人気が高い理由について、何となくわかったような気がした。

神戸牛もいいけれど、地元民に愛されている唐揚げもアリ?

私が所属しているバドミントンクラブの主婦たちは、「家で唐揚げを作るのが面倒だから、きしからでたまに買っちゃう」「あの店は地味に美味しいのよねー」と笑っていた。言われてみれば配達員として店の入り口付近で待っている時、主婦やサラリーマンがテイクアウト用の唐揚げを、嬉しそうに持ち帰っていく姿を目撃したことがある。

神戸と言ったら「神戸牛」が有名だが、誰もが知っている通り、とても気楽に食べられる食べ物ではない。神戸市民として6年間ほど暮らしている私は、神戸牛の塊を2~3回くらいしか食べたことがない。スーパーで「神戸牛入りのコロッケ」1個180円が、半額の90円になっている時はたまに買っているけども……。そういった意味で、もしかしたら神戸の人に愛されているのは神戸牛ではなく、実は唐揚げの方なのかもしれない。

神戸発祥の唐揚げチェーン『きしから』は、中心駅である三ノ宮駅から1キロ圏内にも店舗を構えている。神戸出張の際はぜひ一度、足を運んでみてはいかがだろうか。

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佐藤 大輝 肉体派ライター・ウーバー配達員ライター

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さとう・だいき / Daiki Sato

生活を回すために自転車のペダルを回して、気が付けば配達件数8000回以上。奨学金約500万円の返済や、人生2回の不当解雇。健康保険証のない状態での大怪我や、資産運用での大失敗など、ジェットコースターのような人生を歩んできた異色のライター。「東洋経済オンラインアワード2025」でニューウェーブ賞を受賞。行動力と取材力、打たれ強さに定評がある。1990年生。横浜→東京→埼玉→茨城→神戸。社会に出てから40カ国以上を旅したがTOEICは300点。不当解雇とウーバーの本を出すのが夢。

X:@do69951367

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