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「レジ袋は白にしますか?黒にしますか?」 "1年半ぶりに帰国"した日本人がモヤっとした「3つの出来事」 

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日本の都市景観
「外から見た日本。ちょっとここ、変だよね?」な話をしてみたい(撮影:今井康一)
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イタリアでは、電車もバスもトラムも、外気の厳しい寒さを遮ってくれるだけで、うっすらと寒い。コートを着て快適に乗車していられるし、寒くて具合が悪くなりそうな人は、それこそ「自己責任」で暖かくしましょう、ということだ。

とはいえ、イタリアの公共交通機関は、時間通りに来ない、遅れが常態化しているという、暑いどころではない大きな欠陥があるのだが……。

日本なのに、とりあえず英語が正解?

前回帰国したときにも、およそ観光客には興味がないであろう地域にも外国人の姿がたくさんあって驚いていたし、オーバーツーリズムで京都をはじめとする観光地が大変なことになっているというニュースは、イタリアにいても頻繁に目に入ってくる。だが今回、以前にも増して外国人の多さ、勢いを実感し、いろいろ考えさせられた。

ある日、原宿の某国産スニーカーの人気ブランドショップに、娘と一緒に買い物に行ったときのこと。原宿の街自体、外国人観光客であふれていたのだが、3階建てのそのショップの中は、上階へ行くための階段も行列ができていて、各フロアもすし詰め状態だった。やっとの思いで買い物をして外に出たのだが、他のショップを覗きながら原宿を歩いても、似たような状態でほとほと疲れてしまった。

こんな状態は、たしかに楽しく買い物ができない。自分の国にいるのに、なんで外国人が多いせいで並んだり、不便な思いをしなきゃいけないんだ。そんな気持ちが、湧き上がってきそうになる。でも、だからといって外国人を拒否したら、売り上げは減ってしまうだろう。

イタリアへ戻る日の羽田空港でも、同じような気持ちになった。チェックインカウンターに荷物をドロップしに行くと、なんと最初に英語で話しかけられたのだ。そしてゲート近くで搭乗を待っていたときも、入った場内アナウンスの最初の言語が英語だった。

いくらイタリア行きだとはいえ、ここは日本なのに、なぜ最初に日本語じゃないの!と、少しムッとした。日本人の利用客よりも、アジア圏の人のほうが多いから、とりあえず英語が正解ということなのだろうか。

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【外国人排斥問題について、賛成してしまう気持ちもわかるが…】

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