私は差別主義者ではないし、移民反対派でもない。外国人観光客が日本にたくさん来て、日本大好き!と言ってくれるのはとても嬉しいと思う。でも自分の国にいて、日本語話者であるゆえに不便になるのは違うんじゃないの?というのが正直な気持ちだ。
たまにしかいない私でさえ、そう感じるのだから、常に日本にいて、観光客や移民労働者の外国人でいっぱいの現状に接している日本人の中には、もっと切実に感じている人もいるだろう。だからこそ、外国人排斥問題や、差別感情、ヘイトなどが起きたとき、賛成のほうへついつい傾いてしまうのかもしれない。
だが、それで外国人を追い出そうなんて考えれば、日本経済がダメージを受けるのは、経済の知識などゼロな私でもわかることだ。
外国人を排斥したら零細企業は終わる?
東洋経済オンラインの25年9月10日の記事を読んでも、少子高齢化による深刻な人手不足は年々加速していて、外国人労働者なしには立ち行かない零細企業が出てきていることがわかる。
「事業所あたりの外国人労働者の平均は3.9人ですが、特に従業員30人未満の企業では、外国人労働者が全従業員に占める割合が26.0%にも達し、他の規模の企業と比べて最も高くなっています。
つまり、人口減少を背景に、まず最も規模の小さい企業から日本人労働者がいなくなり、その穴を埋めるために外国人を求めているという構図が浮かび上がります。外国人労働者の存在が、多くの零細企業にとっての『延命措置』となっているのです。」
人口減少が止まらない昨今、もはや文句を言っても仕方がない。それよりももっと前向きに、ポジティブに、共存して助け合い、広い視野と心で違う国の人々と文化や習慣を交換しあったら、実はとても楽しくて新しい日本に、生まれ変わることができるのではないだろうか。
