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「レジ袋は白にしますか?黒にしますか?」 "1年半ぶりに帰国"した日本人がモヤっとした「3つの出来事」 

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日本の都市景観
「外から見た日本。ちょっとここ、変だよね?」な話をしてみたい(撮影:今井康一)
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人に見られたら恥ずかしいものだから、中身が見えない黒いレジ袋が欲しいかどうかを聞いている、ということが瞬時には理解できなかったのだ。日本に住んでいたら当たり前のことなのかもしれないが、イタリアではそういう感性も習慣もないからだ。

日本人は自意識過剰?

私も生まれ育ちは日本だから、尿漏れパッドや生理用ナプキンを裸で持ち歩けと言われれば、少し躊躇してしまうと思う。

しかし、外国で長く暮らしている私の、上から目線、ならぬ外から目線で言わせてもらえるならば、「あなたが何を買ったかなんて、誰も見てませんよ」という一言に尽きないだろうか?

見ていたとしても、知らない人が見ているだけだ。なにか常識はずれなこと、悪いことでもしているならともかく、普通に買い物をしているだけ。陰で何か言われたとしても、知るよしもないのだ。

イタリアでは、尿漏れどころか生理ナプキンを男性、つまりお父さんや彼氏に買ってきてもらうのさえ当たり前で、私も最初はびっくり仰天していたのだが、30年も暮らしているうちに、すっかり慣れっこになってきた。

イタリアで生理用ナプキンを選ぶ男性(写真:筆者撮影)

男性がスーパーの生理用品コーナーでうろうろしている姿はよく見かけるし、最近は「パパ! それじゃなくて、こっちだよ!」と娘たちが父親に、電話で生理ナプキンのブランドを指示しているTVコマーシャルまで登場している。

それはデリカシーがなさすぎだ!という声も聞こえてきそうだ。たしかにイタリア人はデリカシーさが足りなく、他人の心の機微を気にかけたりしないところもある。食事の時間帯に、生理ナプキンに赤い液体を染み込ませるのを平気で見せるCMもあって、それはちょっとどうかとも思う。

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【日本人は他人の目、評価を気にしすぎている】

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