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1、2、さぁん!元《世界のナベアツ》、56歳彼の"意外な現在地" 「一発屋」として駆け抜けた…転身後の"次なる夢"は

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「幸福感はとても高い」と語る(撮影:今井康一)

怒りをパワーにして伸びるタイプ

ーー落語家になってから悔しい思いをしたこともありますか。

どこの社会でもあるような小さいことはたくさんありますけど、大きいのは特にないですね。弟子入りしたときは、狭い社会の厳しい上下関係のなかで、いじめられる覚悟だったんですけど、入ってみたらまったくそんなことなくて。人間的にすばらしい、いい方ばかり。僕は怒りをパワーにして伸びるタイプなので、ちょっと困っています(笑)。

東京グランド花月にて(写真:吉本興業)

ーー落語家になって、それまでと変わったことはありますか。

本当はもっと変わらないといけないかもしれません。僕は落語家の世界も、漫才やお笑いタレントの世界も好きなんですが、まったく競技が違うというか、風習も異なるので、それは区別して自覚しないといけない。

両方が好きだから、落語の世界だけに染まらないように、一生懸命変わらないようにしています。それが間違っていたとしても、今はそうしようと思っています。

お笑いタレントと落語家、両方が好きだという(撮影:今井康一)

ーー落語家ならではの仕事のおもしろさは?

古典落語に関しては、他人の台本でネタをするのが初めてだったのですが、こんなに難しいのかと驚きました。

なかには、ギャグが弱かったり、今の時代にはウケない小ネタもあります。でも、針の穴に一発で糸をスンって通す感じで話せたときは、ウケが変わるんです。それは漫才では経験できなかったことでした。自分が成長できていると感じる気持ちよさがあります。

落語家として学んだことをお笑いタレントとしても生かせたら、最強になれるという思いもあります。

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